当院で実施する予防接種

下記予防接種も実施しています。こちらは診療受付時間内に、お電話(0598-30-6101)にてご予約をお願いします。
→診療受付時間を確認する

コロナワクチン接種を受ける男性のイメージイラスト

肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因菌の中で最も多いのが肺炎球菌です。体の抵抗力が弱ったときに感染しやすく、高齢者では重症化するリスクがあります。肺炎は日本人の死因第3位であり、特に65歳以上の方は予防接種が推奨されています。ワクチン接種により、肺炎の発症や重症化を予防することが可能です。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となるウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレスなどで免疫が低下すると再活性化して発症します。神経の痛みが強く、帯状疱疹後神経痛(PHN)として長期間痛みが残ることもあります。50歳以上の方にワクチン接種が推奨され、発症や重症化を防ぐ効果があります。

麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)

麻疹(はしか)と風疹を予防するワクチンです。麻疹は高熱や発疹を伴い、肺炎や脳炎を引き起こすことがあります。風疹は大人がかかると重症化することがあり、妊娠初期の女性が感染すると胎児に先天性風疹症候群を引き起こすリスクがあります。ワクチン接種により、これらの感染症を効果的に防ぐことができます。

おたふくかぜワクチン

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスによる感染症で、耳の下が腫れて痛みが出ます。合併症として、難聴や髄膜炎、精巣炎を引き起こすことがあります。ワクチン接種により、感染を予防し、重症化のリスクを軽減できます。

水痘ワクチン

水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、発疹や発熱が特徴です。子どもがかかる病気として知られていますが、大人が感染すると重症化しやすく、肺炎や脳炎を引き起こすこともあります。ワクチン接種により、発症を予防し、万が一感染しても症状を軽くすることができます。

2種混合ワクチン(DTワクチン)

ジフテリアと破傷風を予防するワクチンです。ジフテリアは喉に膜を作り、呼吸困難や心筋炎を引き起こすことがあります。破傷風は、傷口から菌が侵入し、全身の筋肉が硬直する危険な病気です。小児期に定期接種を受けた方も、成人になってからの追加接種が推奨されています。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。HPVは性交渉を通じて感染し、一部の型が子宮頸がんを引き起こします。ワクチンを接種することで、発症リスクを大幅に減らすことができます。推奨年齢での接種が重要です。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルス(HBV)は、血液や体液を介して感染し、慢性肝炎や肝硬変、肝がんの原因となります。特に乳幼児期に感染すると、慢性化しやすいことが知られています。ワクチン接種により、感染のリスクを予防し、将来的な肝臓病のリスクを減らすことができます。

各ワクチンの接種可能日はお問い合わせください。