C型肝炎の内服薬

患者様にテキパキ案内する医療事務の女性のイラスト

C型肝炎の内服薬について

以前は慢性肝炎の一つであるC型肝炎の治療はインターフェロン注射が主体でしたが、今はインターフェロン注射を使用しない飲み薬の治療薬が承認されています。
これまでは①過去にインターフェロン治療を受けて肝炎ウイルスが全く減らなかった方や②副作用でインターフェロンが使用できない方のみがこの治療薬を使用することが出来ました。

現在は、Ⅰ型のC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎の患者さんは、著明な肝機能障害が無い方であれば、この内服薬による治療が受けることが出来るようになっております。
インターフェロン注射は発熱や倦怠感、食欲不振の強く出る患者さんもおられ、途中で断念される方も少なからずおられました。そういった方々にとっては朗報かと思われます。

この治療薬が効くかどうかを、患者さんの肝炎ウイルスの変異を血液検査で調べることによってある程度事前に予測できます。
現在C型肝炎と診断されている方で、以前インターフェロン治療を受けた方でウイルスが消失しなかった方やこれまで治療を受けたことの無い方は、一度当院に御相談下さい。