大腸内視鏡

日本人の食生活の欧米化で脂肪摂取量増加・運動不足で大腸がんの患者数の増加が最近みられます。
大腸内視鏡検査は肛門から細長いカメラ(内視鏡)を入れて肛門から直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸をそれぞれ経て盲腸までの大腸を観察する検査です。

大腸内視鏡検査の様子の図解イラスト
大腸内視鏡検査の前に飲む、液体の下剤のバッグ

腸の中に便が残っていると十分な観察が出来ませんので、検査前日夜と検査当日朝に液体の下剤を飲んでいただいて便を出し、透明な液体の腸液になってから検査を行います。
以前は2Lの下剤を使用していましたが、最近1~1.5Lの少ない量の服用ですむ下剤も出ています。

大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などの病気を見つけ、診断するのに有用な検査です。

大腸内視鏡検査で撮影したポリープその1
大腸内視鏡検査で撮影したポリープその2

①検便検査で異常を指摘された方
②以前に大腸ポリープを指摘された方
③下痢や便秘などの便通異常が最近出てきた方
④便の形が最近細くなった方
⑤血縁の方に大腸がんの方がおられる方
  …は、一度当院に御相談下さい。

大腸内視鏡の検査日は月・火・水・金です。