プラセンタ治療

プラセンタとは?

プラセンタは日本語で「胎盤」を意味します。医薬品のプラセンタはヒトの胎盤から精製された薬です。
ヒトの胎盤には母体と胎児を結んで栄養のやり取りを行う役目があります。プラセンタの抽出物にはビタミン・ミネラル・各種アミノ酸が豊富に含まれており、また胎児の発育成長のために必要な成長因子が含まれていることから、昔から洋の東西を問わず、万滋養強壮薬や若返りの薬として用いられてきた歴史があります。
わが国では昭和30年頃より、更年期障害や肝機能障害を改善する薬として使用されてきましたが、近年はアンチエイジングや美容効果も期待されて用いられるようにもなってきました。

更年期障害の緩和効果

近年はアンチエイジングや美容効果も期待されて用いられるようになってきました 月経が無くなる閉経の年齢には個人差はありますが、日本人女性は平均50歳頃と言われています。更年期は一般には閉経後にくると思われていますが、実際は閉経前後の約10年間を指しています。この時期に、日常生活に支障をきたす様々な不快症状が現れることを更年期障害としています。
症状として顔のほてり、のぼせ、冷え、イライラ感、不眠、頭痛、めまい、生理不順、疲労、肩こり、腰痛・関節痛、うつなどがあります。
これらの原因として、女性ホルモン(エストロゲン)の卵巣からの分泌減少や停止、生活環境やストレスを感じやすい性格が原因となって、自律神経に変調をきたす事が考えられています。
こういった更年期障害の緩和には、プラセンタのホルモンを調整する内分泌調整作用や、自律神経を調整する作用が役立っていると考えられています。

美肌や美白などの美容効果

近年はアンチエイジングや美容効果も期待されて用いられるようになってきましたプラセンタは基礎代謝を整え、新陳代謝を高めることによって、肌のくすみの原因であるメラニン色素やシミの原因となる色素をより効果的に体外へ排出するように働きかけると言われています。
また真皮のコラーゲン合成を促進し、かつ抗酸化作用によってコラ-ゲン分解を抑制してしわ・たるみを改善するとも言われています。

プラセンタの安全性

①プラセンタは出産される母親の血液検査を行い、ウイルス感染の無い方のプラセンタを原料に精製され、薬の製造前にB型肝炎・C型肝炎ウイルスやHIV、HTLV(ヒトT細胞白血病ウイルス)を確認します。更に121℃20分の高圧蒸気滅菌処理にて感染の報告はありません。
②しかし理論的にクロイツフェルト・ヤコブ病の感染のリスクが否定できず、感染の危険性は低いですが、厚生労働省からの通達によりプラセンタを注射した方は献血を控えるようにとされています。今までに感染例の報告はありませんが、可能性が完全に否定できず、輸血の安全性を高めるための措置と思われます。
③ごくまれに発疹・発熱などアレルギー症状が出る場合があります。通常1~2日で軽快します。一過性の拒絶反応であると言われていますが、症状が強い場合には中止することがあります。

このため上記のことを御理解していただいた上で、プラセンタ注射を受けますという同意書にサインをいただきます。

更年期障害の症状や重さ、しわ・たるみ・くすみ・肌荒れの度合いも様々であり、プラセンタ注射の効果の出方も個人差がありますが、上記の症状が続いている方は、一度ご相談下さい。更年期障害などの症状によっては、健康保険が適用されます。
美容効果に対しましては、保険適応外のため、自費治療となります。

 

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