脳梗塞リスクマーカー
脳梗塞リスクマーカーとは?
脳血管障害はがん、心疾患、肺炎に次ぐ死亡率第四位の病因です。
脳血管疾患の中でも脳梗塞は、死亡数の大きな割合を占め、脳梗塞発症後の後遺症は麻痺、運動障害を伴い、その後の日常生活に多大な支障をきたします。
脳梗塞リスクマーカーは、血液中の細胞障害物質のアクロレインと2種類の炎症マーカー(IL-6/CRP)の測定結果により、無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)の可能性を探る新しい検査です。
アクロレインは微小な脳梗塞など、脳細胞が傷つくと血液内で増加する毒性物質です。無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)の約85%が検出可能であると報告されています。
無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)は年齢を重ねるにつれて、かなりの確率で認められるものであり、無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)が見つかっても悲観されることはありません。
しかし、無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)をもつ人は脳梗塞・脳出血や認知症の一種である脳血管性痴呆(動脈硬化性痴呆)になりやすいと言われており、無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)が発見された場合は、必要に応じて精密な画像検査や生活習慣・食生活の改善と共に、状況に応じて薬を服用することによって、脳梗塞の早期発見と発症予防を促すことが可能とされています。
検査について
本検査は、脳梗塞リスクに関する情報を提供するものであり、脳梗塞を診断するものではありません。
保険適応外のため、自費検査となります。
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症など生活習慣病をお持ちの方、血縁の方で脳血管障害の方がいらっしゃる方で御自身の脳梗塞が気になる方は気軽にお問合せ下さい。
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