C型肝炎の内服薬について

つい最近まで慢性肝炎の一つであるC型肝炎の治療はインターフェロン注射が主体でしたが、昨年秋にインターフェロン注射を使用しない飲み薬の治療薬が承認されました。
これまでは①過去にインターフェロン治療を受けて肝炎ウイルスが全く減らなかった方や②副作用でインターフェロンが使用できない方のみがこの治療薬を使用することが出来ました。
今年3月末から、Ⅰ型のC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎の患者さんは、著明な肝機能障害が無い方であれば、この内服薬による治療が受けることが出来るようになりました。
インターフェロン注射は発熱や倦怠感、食欲不振の強く出る患者さんもおられ、途中で断念される方も少なからずおられました。そういった方々にとっては朗報かと思われます。
この治療薬が効くかどうかを、患者さんの肝炎ウイルスの変異を血液検査で調べることによってある程度事前に予測できます。
従来このウイルス変異の検査は保険外診療で高額な費用がかかりましたが、今年の12月31日までの期間限定で高額なウイルス変異検査費用を必要としなくなっています。
現在C型肝炎と診断されている方で、以前インターフェロン治療を受けた方でウイルスが消失しなかった方やこれまで治療を受けたことの無い方は、一度当院に御相談下さい。

 

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